チーズ好き、必見!

今年は39年ぶりに木枯らしが吹かなかったそうで、確かに、厚手のコートなんて必要のない暖かい日が続きました。そんな、師走とは思えない陽光のある日のランチ、美味しいチーズを求めて、ラ チッタデッラに今年の秋オープンしたばかりの「La Petite Fromagerie ~小さなチーズの店」を訪れました。こちらは常時、世界各国のチーズを約40種類用意。販売だけじゃなく店内でもチーズ料理が食べられるということで、チーズ好きとしては見逃せません!

店名のとおり中はとても小さな空間で、中央に10人掛けほどの大テーブルの他、2人掛けのテーブルが1卓、カウンターが4席。15人も入ればいっぱいになっちゃうようなスペースです。お店に入ってすぐ目につくのは、右手にドーンと設置された冷蔵庫。中にはもちろん、世界のチーズがずらりと並んでいます。クリームパイン?エダム?…見たことがないチーズもたくさんあって、テンションが上がります。

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さて、本日のお目当ては、ラクレット&ゴーダのWチーズが楽しめるランチセット。炙りソーセージ、グリルベーコン、ハーブチキン、チーズカレーから選べます。私は炙りソーセージをチョイス。ほどなく、ゴーダチーズがたっぷりかかったソーセージプレートが目の前に。これだけでもすでに美味しそう…。でも、もちろんこれで終わりではありませんよ!表面がトロトロに溶けたラクレットを片手に、お姉さんが登場。これでもかと、プレートにチーズを注いでくださいます。チーズの香ばしくも独特の乳くさい香りに、思わずよだれが。熱々のうちに、急いでひと口。…すごいクリーミーでなめらか、そしてとっても濃厚です。2種のチーズが使われているからか、今まで食べたことのあるラクレットよりも味に深みがある気がします。そして、チーズにからめていただく炙りソーセージにポテトにズッキーニ、これが美味しくないわけがありません。定番の組み合わせだけれど、それぞれ異なるタイプの香ばしさと旨みにチーズが溶けあい、濃いめのお味だというのに、いくらでも食べられそうな美味しさです。

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さらに、チーズメニューを見ていて、どうしても気になった「セピア」を追加でオーダー。一見すると普通のカマンベールチーズなのですが、カットすると中は真っ黒!北海道の富良野チーズ工房で作られているこちらのチーズは、ミルクにイカ墨を練り込んでいて、「黒い白カビチーズ」と言われているそうです。クリーミーだけれど、イカ墨のおかげかサッパリしていて食べやすい。ほんのりイカ墨の風味も感じる面白いお味で、ワインが欲しくなりました。

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このお店では、14時からチーズおかわり自由(!)という特別コースもあるそう。今度はそれを目指して訪れようと誓った、幸せなランチタイムでした♪

 

 


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